※このメールマガジンについて注意事項
・不定期発行です。月数回配信予定。
・HTML文書にて発行します。
・不合格した方からの中傷ご遠慮願います。合格するか否かはご自身の
 記憶力に左右されますので。但し、ここで掲載した内容に不備がある場合は
 誌面上でお詫び申し上げます。それで勘弁して下さい。
【建辞苑】1級土木施工管理技士
(マガジンID:0000111117)
〜 第7号 〜
発行者:でめくんdemekun@mx9.freecom.ne.jp
もくじ
1.ご挨拶と来年度日程
2.実地試験ズバリ的中
3.監理技術者
4.次号予告


1.ご挨拶と来年度日程


 ご無沙汰致しておりました。ようやく仕事も一段落しまして配信する事になりました。
1級土木施工管理技士実地試験も終わり、ほっと一息ついてるかもしれませんが、
来年の合格発表まで今となってはどうすることも出来ません。

 さて、来年度の試験日程については、当サイトのホームページでご確認下さい。
また、来年には変更になる場合もありますので、その時はまたお知らせします。
http://kenjien.hp.infoseek.co.jp/index.shtml



2.実地試験ズバリ的中!!

 第5号で「実地問題傾向と対策」並びに「建設副産物マニュアル」をこのメルマガで掲載しましたが、
まさにその内容が実地試験に出題されました。
でめくんとしては、来年度の本格的な予測に自信がつきました。より詳細な予測で皆様の期待に応えたい所存です。

 具体的な的中した出題分野は、以下の通りです。
コンクリートのレディミクストコンクリートの記述問題は、かなり高度であったと思います。
分野 対策 出題的中
土工工事 盛土中心に勉学すべし!
土量変化率を理解し計算できる。
軟弱地盤の対処法を記述できる。
盛土試験の試験名と方法や特徴を記述できる。
コンクリート工事 コンクリート配合の注意点を把握し記述できる。
打設の注意点を記述できる。
暑中、寒中の注意点を記述できる。
アルカリ骨材反応の対策を理解し記述できる。
各種用語を理解し記述できる。
品質管理図 xバーR管理図を把握する。
標準偏差やヒストグラムを理解する。
各種品質管理図の特徴を記述できる。
工程管理図 各種工程管理図の特徴を記述できる。
ネットワーク工程表の用語を理解し記述できる。
安全衛生規則 2m以上の作業の規則を把握する。
5m以上の作業の規則を把握する。
各種作業主任者の職務を理解する。
各種作業主任者の選任すべき事由を理解する。
建設副産物
リサイクル法
再生資源・副産物・特定業種・指定副産物とは何かを理解する。
再生資源利用計画・利用促進計画を理解する。
建設副産物 建設工事に伴い副次的に得られる物品 (1)再生資源



(2)廃棄物
(1)@そのまま原材料となるもの
  (建設発生土)
  A原材料として利用可能性があるもの
  (アスファルト・コンクリート塊、建設発生
  木材、建設汚泥、紙くず、金属くず
  ガラスくず)
(2)原材料として利用不可能なもの
  危険なもの
  (重金属で汚染された土、
  飛散性アスベスト)



3.監理技術者(長文…是非お読み下さい大切な話題です)

 公共工事縮小に伴いゼネコン再編など建設業界は暗い話題ばかり続いています。
更に追い討ちをかけるような制度が、どしどし決定されつつあります。その中でピックアップしたものを
皆様にお知らせします。皆さんに直接関わるものばかりです。

 「監理技術者は、会社との雇用関係3ヶ月以上」

 元請会社の現場に赴く施工管理者は、請負代金によっては監理技術者を専任で常駐しなければなりません。
不況と言いつつも、現場に赴く社員がいないという事で、アウトソーシング(派遣)会社から人材の確保を図る会社が
多いと聞きます。要するに、コリンズに社員が登録されてしまって現場に行ける社員が全くいない状態になり
仕方なくアウトソーシング会社から派遣してもらい、その派遣社員を転籍という形式で元請会社の社員として外注契約
し、監理技術者証を発行してからコリンズに登録するなど行ってるのが現状だという事。
 その転籍した派遣社員が現場を終えたらお払い箱する。その派遣社員は、元のアウトソーシング会社に戻るのだが
また別の元請会社からの依頼で同じ事を繰り返す。
 
 こんな例が多々あり、東京都では、恒常的な雇用関係のある者に監理技術者証を発行するという建設業法に従い
最低3ヵ月以上の雇用関係が無い者は、監理技術者として認めていない。これに習って、国土交通省も同様な法律に
改正する案が浮上し、来年の平成16年4月の改正に伴って作業を進めている。

 これからのアウトソーシング会社は、現場の補助的な役割を担う社員か、転籍を継続するような社員でしか
人材を確保し派遣するしか方法が無くなり、営業活動の幅が狭くなる一方、公共工事を元請する規模の建設業者は
人材確保に乗り出す必要が迫られてくる。
 しかしながら、会社経営の中で一番の経費は人件費である。早々、簡単には社員を抱えることもできない。
従って、対策案としてグループ子会社が受注した場合は、グループの母体の社員であれば監理技術者となれるため
子会社で受注出来る体質に変える方法というのも策である。

 その一方で、公共工事の縮小に伴い、人材確保する意義を持たない可能性の方が高い。
平成20年を過ぎると極端に公共工事は減少するとの予測が強い。また、外国資本の参入に伴い、競争原理に
拍車が係り、更に安価な外国人労働者が日本で建設作業に従事する事になれば、元請だろうが孫請だろうが
一斉に倒産する破滅的な事態に陥る可能性が大である。

 公共工事は無駄だという世論の中で、現在の団塊の世代が日本列島改造計画の波に乗って退職間近に迫っている。
この世代にとって年金の受給も、なんとかまとまりそうな雰囲気で意気揚揚だが、残った世代には氷河期がやってくる。
本当に公共工事は無駄なのか?小手先だけの現在の内閣の改革では、大変換には導けないのは必至。
 日本経済や産業全体が、同じ目標の上で同じ方向へと進まなければ、日本の未来は真っ暗である。

 私たち建設業界に生きる者として、日本国民として、第一に実施しなければならない改革は、目先の経済
なんかでは無いし、道路公団の民営化なんかでもない。はっきり言ってそんなものは、後回しだ。
今すぐやらにゃきゃ手遅れとなってしまう大大大問題がある。これをやってしまえば、経済の右肩上がり神話は
神話ではなくなる筈だと私は考える。
 少子化問題である。これは、今やらなきゃ駄目だ。結婚奨励!出産大奨励!!の制度である。
特定優良賃貸住宅制度など各地方自治体にあるが、まだまだ弱い制度である。実際にこの制度を利用できる対象者は
少ない。もっと思い切った制度を国がやるか、国が金を出すかしなければならない。

 例えば、健康保険から支払われる出産育児一時金もしくは配偶者出産一時金は30万円+αだが、50万円とする。
金額の根拠は無い。子供を産んだら儲かるという、単純な発想。更に児童手当は、月額5千円(前年度所得498万円の家庭のみ)支給
される金額を1万円にし、前年所得500万円以上1000万円未満まで5千円とするなどなど…。

 話が、監理技術者から随分遠くなったが、少し戻して、公共工事は、必要不可欠である。無駄な税金は使わないという
発想は十分理解できる。しかし、無駄は有用であります。無駄なくして経済は成り立ちません。人間は、昔流行した
ファジー(曖昧)な五感があるからこそ成り立っています。コンピューター化いわゆるIT化は、命令服従に絶対的な箱なのですが
扱っている人間が曖昧ゆえに、無駄が無駄を生みこれが、第三者には利益となります。第三者の利益は、更に
無駄を生み、他の多くの者に利益を貢献し得る存在となります。それが、人間社会の本質の一面です。

 作ってみたが誰も利用しない施設。スケールの大きい無駄に目が行きがちだが、日本の国土計画に必須なのは
電線の埋設と高速道路全国縦断。しかし、これを利用する日本人がいなくては、すべてが将来、最高の無駄になる。
そこで少子化問題につながるわけなのです。1億人の人口を維持する必要があるのです。
過疎地域に高速道路はいらないと言ってしまえば、その村町は終焉です。人口爆発させる必要性から道路が不可欠な存在となるのです。
人が生きる事は、住居が必要であり、食べ物も必要です。少子化問題の次に必要な政策は、農業政策です。
日本国民の自給率UPの話題ですが、今回はやめます。

 建築物の寿命は、住居で30年、RC造で50年…はもたないか。団塊の世代以降の世代の貯蓄高が、日本の全貯蓄高の8割を占めます。
このお金をタンス預金なんかで眠らせないで、世に放出してもらわなければ、人口爆発までには経済が潰れてしまいます。
様々な制度を駆使して引っ張り出さなければ、我々の明日の仕事は無くなるかもしれません。
住宅取得税などの法改正に向けての取り組みに期待する事で、解決の糸口を見出したいと思います。

 その為には、皆さんに自身が、将来を予測して行動する必要があります。
アクションを起さない限り、常に受身の惰性に流される人生になるのではないでしょうか。
皆さんと共に考えていきたいと思います。
私の主張には、宗教観はありませんし、特別な政党を支持しているわけではありません。
くれぐれもお間違いのないように…。



4.次号予告

 公正取引委員会のJV(ジョイントベンチャー:共同企業体)廃止論。
発注者によるJV発注は将来的に完全廃止となる。入札制度の改革で
玉の打ち合いになるのか、更なる奥深い談合の温床となるのか…。

 来年度の1級土木施工管理技士試験へ向けて発進!
先ずは、勉強法の解説から…

以上